円高という言葉

円高といわれています。円高という言葉がメディアに出始めたときは多くの人が混乱しました。日本では、外国為替というとUSD/JPYのことで、現在でも円が高いということは対USDに対して価値が上がっていることを意味しているようです。この認識が一般的で、いまだに為替のプライスメカニズムを理解できていないようです。
当初、円高だからドルに対して高くなるのだから現在200円だから300円になることが円高だという理解をする人が多くいました。円高という言葉だけを考えるならこのように200円から300円になるような事態を円高というのは正しいでしょう。しかし外国為替の世界では、通貨の価値は円だけでは表示できないことなのです。必ず相対する通貨とペアでプライスを認識します。日本人にとって、USD/JPYのペアで通貨の価値を認識するように刷り込まれていますから、当時混乱が生じました。これがJPY/USDのペアで価格を表示できていれば混乱は少なかったかもしれませんね。つまり、9月6日現在USD/JPYでは76.93ですが、JPY/USDでは0.0130となります。JPY/USDでは0.0132となれば約75.75ですから円高ですね。0.0130より数字が大きくなれば円高小さくなれば円安です。すこしわかりやすくなります。
最近では野田財務大臣(当時)が円高には断固たる措置をとるとの発言がメディアに乗りました。メディアも何の適切な解説もなくただ垂れ流すように報道するだけです。メディアも外国為替について知識があるようには見えません。最近の相場はUSD安なので円だけがUSDに対して高くなっているのではありません。よって円高対策はUSAの経済が回復することが第一で、現状それはとても望むことは難しいですね。
ブレトンウッズ体制下(1944年スタート・各国は金または「1ドル=35分の1トロイ・オンスの金」と等しい価値を有するドルで表示された平価に基づく固定為替相を採用し,為替相場の変動を平価の上下各1%以内に抑えること)で終戦後GBP/JPYは1008円でした。それが今日は1GBPが123.82円です。ブレトンウッズ体制は1970年前半には崩壊しスミソニアン体制(71年8月に米国が米ドルの金との交換性を停止したことによってブレトンウッズ体制は崩壊したが,その後,交換性のない米ドルを中心とした国際通貨体制]の構築が試みられ,同年12月にワシントンのスミソニアン博物館で開かれた10カ国蔵相会議で新体制について合意(スミソニアン合意)がみられた。これをスミソニアン体制と呼ぶ)そして完全変動相場制に移行されています。
変動為替相場制:
78年4月,IMF協定の第2次改正で変動為替相場制が正式に認知された。
変動為替相場制といっても,通貨当局が全く介入を行わず,市場実勢にまかせるクリーン・フロート制が採用されることはまずなく,市場秩序の維持や相場の行き過ぎを是正するために当局が市場に介入するケースが多い。

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投稿者: fukudealer

FX dealer, not day trader. I trade rather follow trend. Now intersted in Android tab and phone. Mac user as well

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